SMK法、MS法の開発により現実では適応が少なくなってきた
方法です。
但し、上まぶたの皮膚のタルミがかなり強い方(特にまつ毛付近の
タルミが強い方)、また蒙古ヒダの張りが強いのに平行型二重を
無理に望まれる方など特殊な希望の方に行うことがあります。
また、当院における強力な縫合法で行ったのに一重瞼に戻って
しまった方も、適応になります。
これは希望の二重のライン上で約5mmの切開を行います。
この切開は症例に応じて1ヶ所ないし2ヶ所となります。
縫合法(切らない重瞼術)との最大の差は、この切開部位から二重阻害因子でもっとも強い『眼輪筋』という筋肉を処理することにあります。
実際の手術の際にはこの小切開創より眼輪筋を切除するだけでキレイな二重のラインが出現するのです。
この手術もマイクロテクニックを応用することにより非常に腫れの少ない方法です。