胸部脂肪注入は人工インプラント挿入など異物をお体に入れる事に抵抗がある方・お胸に張りを出したい方・ お体の一部を細くすると同時に少しお胸にボリュームを出したい方に適応となる手術です。 手術はご自身の気になる腹部や大腿部(太もも)より脂肪を採取し、状態の良いものだけを お胸に注入する痩身と豊胸が一度で実現する、いわば一石二鳥の手術といえるでしょう。 脂肪注入では、術後3ヶ月程かけて約50%の脂肪が吸収される為に 吸収率を考慮し手術では希望よりも多くの脂肪を注入致します。 よって手術直後は2カップ程サイズアップされた様に感じられますが、 最終的な仕上がりは約1カップのサイズアップとなります。 豊胸術には3つの手術方法がございます。 それぞれの手術内容を把握しご自身に合った手術方法を 医師とのカウンセリングの中で決定されることをお勧めします。 |
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胸部脂肪注入は硬膜外麻酔を用いてご手術を進めて参ります。 まず、医師とお客様で決定された部分の脂肪吸引を行います。 吸引した脂肪の中から状態の良いものを注射器に移し変え、 ワキの少し横あたりから大胸筋を中心とし、4層【大胸筋下・大胸筋内・ 乳腺周囲(皮下)・乳腺下】に分けてお胸に満遍無く注入致します。 この時、脂肪を大量に注入したり、一箇所に固めて注入してしまうと シコリが出来る原因となります。 見た目・感触共に美しく自然な仕上がりにする為には脂肪を 胸部脂肪層にバランスよく注入する事が大切なのです。 ※極細注入針にて少量ずつ脂肪を注入致します。 脂肪細胞が重ならないように少量ずつ散らして注入する事が 生着率をアップさせる為の重要なポイントとなります。 |
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胸部脂肪注入術では、私が手術を丁寧かつ確実に行うことはもちろんですが、術後は 脂肪の生着率を1%でもあげる為に患者様にご協力頂きたい点がいくつかございます。 まず、よく冷やす事、安静にする事、可能な限り禁煙をして頂く事、以上の3点は 生着率を上げるにあたり非常い重要な事項となります。 どういった処置にも言えますが、私達医師だけの力では限界がある場合がございます。 ご協力して頂く事でさらに美しく理想なお胸に仕上げていくことが可能となりますので、 可能な限り上記3点をお守り下さい。 |
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7日後に抜糸 1・3ヶ月後に検診 | |||||||||||
脂肪吸引箇所 2〜3週間はむくみのようにでる。 胸部 脂肪注入により術前より2カップ程度大きくなっております。 (約3ヶ月かけて1カップ分吸収されます。) |
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脂肪吸引箇所に出る場合有り | |||||||||||
乳輪周囲4方向に3日間テープによる固定有 (脂肪吸引については脂肪吸引説明をご覧下さい。) |
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翌日より可能 | |||||||||||
テープ固定除去よりワイヤーのないフルカップのブラジャーを3ヶ月間着用 | |||||||||||
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