鼻筋の途中に段があって鼻骨の下方が出っ張っているワシ鼻(humpnose)太い鼻筋、曲がった鼻筋(斜鼻)は鼻骨の処理により 修正することができます。 ワシ鼻はその程度により治療法が異なります。もちろんすべて鼻の穴の中からのアプローチで行ないます。
・軽症の場合は、段になっている鼻骨軟骨部分を削ることによって 簡単に改善できます。 ・重症の場合はhump切除と鼻骨骨切り法(lateral osteotomy)の 併用によりすっきりとした細い鼻筋に改善可能です。
・hump(凸部)の原因は、鼻骨下端と軟骨の両方が関与しています。 ・これらhumpは、オステオトームという専用ノミにて切除します。 ・これだけでは、切除した部分が平坦となり鼻スジがなくなってしまいます。(図1)
・次に、鼻骨外側で鼻骨骨切り(lateral osteotomy)を行い、 可動性が得られたら内方転位(medialization)を行います。 ・これを一連の操作により、段鼻は解消され鼻スジも細く整います。(図2、図3)